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ideätekt

Institute of art + care

ideatekt は 長年 アートの視点から身体と意識をテーマに 実験的な表現をしてきました。
創設から30数年たった現在、新たに再結成する ideatekt は art+care をテーマに、さらに将来出現してくるであろう新しい技術や確かな科学的知見に基づいて、未在の分野を積極的に創出していくことを目指します。

1992年 ideätekt結成
設立当初は現在の3名に加え、現代美術家として国内外で活躍していた故砥綿正之がメンバーとして参画しています。
institute of art
設立当初のコンセプトはまさに“アートの研究所”。アートの視点から身体と意識をテーマに実験的な表現をしてきました。
institute of art + care
再結成にあたって、コンセプトにcare(ケア)が加わりました。
直訳すれば世話、注意、心配、慎重、介護などの意味になりますが、それは自らの心身に対する優しい眼差しであり、癒し、療法でもあります。
Orpheeはまさにアートとケアを融合させた、ひとつの提案です。
1991年『DIVINA COMMEDIA(ディヴィナ・コメディア)』開催
神戸ジーベックホールにて開催されたideätektを代表するプロジェクトです。
(ディヴィナ・コメディア プロジェクト:巽直央、続木東作、砥綿正之、松本泰章)
10トンもの食用ゼリーで満たされたプールに、防塵服を着た観客が身体を浮かべ死を疑似体験するという斬新なコンセプトが話題に。
6日間の展示で実際に体験できたのはわずか250人となり‘’幻のインスタレーション’、‘’極北のアート‘’と評されました。
2021年には京都市京セラ美術館にて開催された企画展『平成美術:うたかたと瓦礫1989-2019』において、
平成を代表する現代美術の主要作品として取り上げられています。
2023年ideätekt再結成
創設から30数年経った現在、新たに再結成されたideatektはart+careをコンセプトに、
新しい技術や確かな科学的知見に基づいて、未在の分野を積極的に創出していくことを目指します。
DIVINA COMMEDIA 1991

member

巽直央Tatsumi Naohiroプランナー / アートディレクター

パリ・ミラノを中心とする新進気鋭のデザイナーを発掘し直輸入するなど、長年ファッション業界にて活躍。
並行してエサレン研究所をはじめ心理学やボディワーク、代替療法等のフィールドワークに取り組んできました。
そうした新たな知見と、デザインやアートの感性の融合からideätektは生まれましたが、
いま改めて自身の年齢や健康の重要性を考え、同世代の問題解決の一助になればと、
心身のヘルスケアを最重要課題としてideätekt再結成に至りました。

続木東作Tsuzuki Tohsaku起業家 / ファウンダー

ideätekt立ち上げ時のメンバーであった砥綿氏が2019年に逝去し、悼む会で久々に3人が顔を合わせのが再結成のきっかけ。
70歳を超えて先が見えてきた我々だけれど、まだできることがあるのではないか、これからの人生や健康を踏まえつつ、何か挑戦はできないか、との思いからOrphéeが始まりました。
僕自身はビルやマンション管理業などの多彩な創業・経営経験を活かし、本プロジェクトをサポートしていきたいと考えています。

松本泰章Matsumoto Yasuakiアーティスト / 嵯峨美術大学芸術学部造形学科教授

美術大学で先端芸術やメディアアートの教鞭を取りながら、幅広く作家活動を継続。
これまで多くの人に助けられて作品を作ってきました。
そこには多くの方の知恵と技術が注がれ、生まれる作品はその時々に必要な不思議な力を宿しているように感じます。
Orphéeは、現代を生きる私たちがその奥底に秘めている自然の恵みを引き出してくれました。
1991年に体験型のアートを生み出したideätektの再出発にふさわしい作品になったと思います。

idea は、考えや理念、アイデア、発想を意味し、
tektは古代ギリシア語で「tect 技術」という意味を持ちます

ideätektは考えや、アイデア等をさまざまな技術を用いて実現するグループです。
メンバーはさまざまな領域や分野からアートとケアの視点から
企業家・プランナー・研究者・アーティスト・エンジニアが集まり、
テーマに基づいて自由に参加し組み変わり、相互に驚き、饗応することを目指します。

ideätektはアート・身体・生活・テクノロジーをキーワードに
ますます行き詰まっていく社会にむけ、
ARTとCAREの視点に基づくソリューションを提案します。

そして、アート・産業・研究がリンクする複合的領域を開拓し、
あたらしい希望を創造していきます


tekt‘tect’の部分はテクノロジー(tecnology)、あるいはハイテク(high-tech)の音や綴りに名残を残すように、 古代ギリシア語で「技術」という意味を持ちます

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